Ryzenでx86 Androidイメージを使う

AMDのRyzenシリーズだと、IntelのVT-x仮想化支援がありませんのでそのままではHaxm関係はインストールできずグレーアウトです。

ただ、Intel VT-x相当の機能をAMD-V仮想化支援機能で提供しているので、問題ないはず…
でしたが、設定の組み合わせが複雑だったり、パッチが必要だったりx86イメージを使えるまで一苦労ありました。

Windows の設定

PowerShellなどでコマンド実行
bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto
起動時の環境設定らしいです。

「Windowsの機能」で
Hyper-V と Windowsハイパーバイザープラットフォーム をON。
で、画面に従って再起動。

VirtualBox でVMの起動ができなくなるので、 VirtualBoxを使うときは、
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
Hyper-V と Windowsハイパーバイザープラットフォーム -> OFF として、Windows再起動。

ONにした時と違って、Windows再起動はかかりませんので、手動で再起動する必要があります。

パッチ

Windows10 1903で、2019年7月にAndroid emulatorを試したときは、インサイダープレビューを使うか、パッチを当てる必要がありました。

基本的には先の項目の設定だけで、AMD-Vで動くようWindows側で上手いことしてくれるはずです。

Second way, just install KB4505903

How to get the Android Emulator working when you have a Ryzen processor Medium

KB4505903としてcabファイルが配布されているので、ダウンロードしてインストールコマンドを叩きます。

久々に、cabファイルを扱いましたね。