ほかの世界を知っていること

 廃屋をセルフ・リノベーションした事務所、敷地の外れ、オーナーが見栄と縄張りほしさにこしらえた「城」を出る。内線電話をデスクに引けない構造になっている、見栄だけの「城」

定年になる部長曰く
「あんなとこ誰も行かへん、行くついでもない。テリトリーが欲しいんやろ。」

隣の駐車場からホンダの原付を出す。別棟のパートさん用の小さな駐車場、私の原付が最後の一台だ。みんな自動車通勤。

門扉を閉めて、空をみた。夕闇は濃い。もう夜の暗さだ。

こういう帰り際、特に寒い時期、いつも思うのだ「今日もくだらない仕事ばかりだった、早く帰ろう。」

昨日WordBenchに参加申込したことを、ふと思い起こした。「自分はこことは全く違う世界をいくつか知っている。世界は広いんだ。」

 「世界は広い」社内ですらいろんな部署があり、いろんな人がいる。それを忘れずにいれば、きっとマシな思考と選択ができるだろう。

帰ろう、帰ってご飯食べて、ブログ書き進めて、寝るんだ。

街頭が灯っていた。 暗い道路へ、私は原付を走らせた。

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